非加熱処理の天然水を使用したウォーターサーバーを選ぶ
非加熱処理の天然水って?
水質処理の方法には、加熱処理と非加熱処理があります。加熱処理とは、高温で熱する事により、細菌類を滅菌し安全な基準を満たした水質にするものです。しかし、この加熱処理には多くのデメリットがあります。天然水の多くには、水中にミネラルやカルシウムなどの栄養素が含まれています。また、豊富な酸素も含まれており、元々がふっくらとおいしいヘルシーな水なのですが、殺菌処理のために加熱する事で、細菌類と一緒に多くの豊富な栄養素までもが失われてしまいます。
水中に含まれる酸素量も減ってしまい、天然水ならではのおいしさが損なわれてしまうのです。これでは、せっかく栄養分や酸素濃度の豊富な天然水を汲み上げた意味が無くなってしまうわけです。
そこで、飲用水の水質処理に適していて、多くのメーカーが採用しているのが非加熱処理なのです。
非加熱処理は、熱しませんが、国の定めた基準に従って、加熱処理と同等の殺菌効果が得られるよう義務づけられています。
なので、非加熱でもしっかりと殺菌処理がされており、なおかつ豊富な酸素や栄養素、味を損なわずに良質な飲用水が精製できるわけです。
非加熱処理の方法は様々ですが、そもそも、採水した段階ですでに国の安全基準を満たしているような新鮮で安全な水を使う事が重要なポイントとなっており、非加熱処理が施されている飲用水は、もともとの源水が綺麗で良質なものである事が多いので安心です。
この非加熱処理のデメリットとしては、設備管理が難しく、コストが割高になってしまうという点でしょうか。
とはいえ、やはり天然のままの美味しい水を飲めるのは最大のメリットでしょう。